既卒就活体験記③救世主現る→ついに内定へ
どうも、滝です。前回に引き続き既卒就活体験記を書いていきたいと思います。
前回までは就活が上手くいかなかったんですが、今回から上手くいき始めるようになります。
面接でイラついて新卒応援ハローワークに行ったところから書いていきます。
ほんと、このとき腹が立って新卒応援ハローワークいかなかったら今頃まだしんどかったと思います。
面接が上手くいかなかったので、新卒応援ハローワークに行ってとりあえず求人検索のパソコンで求人を探していた.......が、中々良い求人が見つからず、「やっぱハロワってこんなもんか.....」と憂鬱になっていた。
そして誰かにさっきの面接のことを相談したくて、相談ブースに行った。
俺
「あの.....先ほど面接に行ってきたんですが....快活かどうか聞かれて」
「快活じゃないと営業ってしたらいけないんでしょうか?」
担当(以下Tさんとする)
「どんな会社の面接に行ったの?」
俺「商社の営業です」
T「独立系?それともどこかのグループ系?」
俺「多分独立系だと思います」
グループ会社とかじゃなかったので独立した会社だと思った。
T「最悪やな」
少し笑いながら言った。
どういう意味か分からなかったので俺は少し驚いた。
T「営業を大きく分けると、商社とメーカーに分けることができる。そしてその中でも、商社(独立系、メーカー系)、メーカー(中小・中堅・独立、大手子会社)に分けられる」
商社
①独立系
②メーカー系
メーカー
①中小・中堅・独立
②大手子会社
T「この場合、商社の独立系は鉄砲玉みたいなもんで、商品売ってこい!みたいなソルジャーみたいな野蛮な営業が多い。商社っていうのは自社の製品じゃないものを小売に売ることが主だから、売るのに必死や」
T「まだましなのがメーカー系商社。メーカーの商品を売るから、比較的まだ売りやすい」
T「で、比較的ガツガツしてない業界は中小、中堅のメーカー。大手ではないけど、1つだけメジャーな商品持ってるから売れてる場合が多い」
T「最後に大手子会社。大手の子会社やから、商品にブランド力があって、誰がやっても売れることが多い。おまけに子会社が赤字でも親会社が黒字なら問題ないから伸び伸び営業できる。ここいけたら良いな」
知らなかった。企業のタイプによって、営業の性格も全然違うのか。
その後、メーカー系の求人を紹介してもらい、その日は終わった。
話の中で、
T「君は受け答えも問題なくできてるし大学も良いとこで出るのに、上手くいってないのが不思議やな」
俺「去年から全然上手くいってなくて....面接で落とされるんです。志望動機とかも頑張って作るんですが上手くいかなくて.....。落ちまくっていくうちに自信なくなってきて........」
T「大丈夫。作るから。とりあえず3社に絞って頑張ろか。君なら絶対上手くいくから」
といってもらえて、泣きそうになっていた。久しぶりに自分を肯定してもらえた気がした。直感で、この人は信頼できる気がした。
その日の夜、母親とハロワで良い人に相談できたことを話すと、
「あんたは本当に自分が信頼できる人しか信頼しないから、その人なら上手くいく気がする」
と言われた。
確かにそうかもしれない。
エージェントも利用したことがあったが、問題点の現実的な解決に至らなかったので、エージェントは『自分の仕事のために就職支援をやっている』としか感じられず、それ以降どの就活エージェントも利用していない。利益のためにやっている。
それ以降、俺は新卒ハローワークに週1〜2回通うようになった。
7月は3社応募したが、1社面接、1社書類落ち、1社連絡なしだった。
書類落ちは、中途採用で即戦力が欲しかったらしく、電話で断られた。
面接は8月に行ったが、失敗した。
冒頭で自己紹介をお願いされ、
「他に何か話した方が良いことありますか?」
と返したのが準備不足として落とされてしまった。
今までの面接で、自己紹介をお願いされたのが意外にもなかったので戸惑ってしまった。
お盆もあり8月はこの1社だけしか面接がなかった。
それ以外はバイトして、友達と旅行行ったりリフレッシュもした。
あと面接落ちた結果を知った後に予約してた天気の子を見に行って、憂鬱な気持ちで映画を見た。しんどかった。
そんな感じで9月になった。
9月は就活を頑張ろうと、3社応募し、ハロワで対策をした。
結果的に、2社から内定をもらうことができた。
1社目の採用の電話が来た時は、電話越しでテンパってしまった。
かなり嬉しかった。
これが自信になって、2社目も内定をもらうことができた。
終
ストーリーにすると、マジであっさり終わってしまうけど、次の記事ではどうやって内定を取るために改善していったかを書いていきたいと思います。
小説みたいに書くの思ったより楽しいです笑
最後まで読んでくれてありがとうございました!